【失敗していたと思っていた庭のトマトが今頃真っ赤に!】
【フラワーパークのイルミネーション】
今年は庭のトマトの生育がうまくいかず、うちのモグラ(母親)が嘆き悲しんでいたのだけれど、秋からなぜか小玉がちょこちょこつきはじめ、諦めずに収穫しておいたのが今頃になって赤く熟れてきました!
思いがけず、クリスマス直前に自家製トマトを賞味。
ちゃんと、赤と緑でクリスマス仕様のテーブルクロスともしっかりマッチしてます!
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海外添乗の研修が先週末に終わりました。
国内添乗の10倍くらいやることあるのに給料一緒ってどうなの…とは思うけれど、やりはじめてみたら仕事で海外行けるってことに単純にうきうきしてしまって、楽しくてしょうがなかったです。
外国に日本人を連れて行くのに必要な知識は、日本で外国人を迎える時にも活かせるしね!
あと1年か2年…もう少し頑張ったら、ドンピシャでやりたかったことを出来るようになる気がする。
もう少し、ワーキングプア生活頑張ります。
(ツアコン、めちゃくちゃ薄給なのよね…昔よりはだいぶマシになったらしいけど)
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そんな中、ロンドン時代後半一緒に住んでいた女友達のKasiaが日本にやってきました!
彼女とダーリンは2人そろってどちらかというとotakuさん達です。
とくにダーリンの方、アニメめちゃ詳しい。お手上げ。
ということで、KasiaとダーリンのArthur, そしてその友達のPaul, Michaelの4人をAKB案内してまいりました。
まずは、やっぱり、メイドカフェはおさえておかないと…ということで@home cafeへご案内。
メイドさんと一緒に
萌え萌えジャンケン♪萌え萌えビーム♪まぜまぜにゃんにゃん♪
「萌え萌え」イベントのオンパレードに、最初は
「何だこれ!!」「うげー!」
という反応。
私も一瞬「どうしよう…彼らには刺激強過ぎた??」と思ってしまったけれど、
(最近ガイドの勉強のためAKBにだんだん慣れつつある私…)
結局最後は男の子3人、わざわざ1人500円のextra moneyを払ってまで、
メイドさんとチェキってましたから!!
何だかんだ言って、好きなんじゃないの。もう 笑
とにかく、もう3年以上も会ってなかったKasiaに会えて、嬉しかった。
相変わらず、とっても優しくて素敵な女の子だったなぁ。
一時期ヨーロッパに飽き飽きしていたけど 笑 最近とみにヨーロッパが懐かしい。
やっぱり、ロンドンの開放的な雰囲気はたまらないです。
円高なうちに行っておきたいなぁ。
あ、そうそうやっぱり、Kasia達口をそろえて「日本のご飯はどんなに安くても絶対にハズレがない!むちゃくちゃおいしい!」と絶賛してました♪
私が I missed Japanese foods sooooooo much な状態だったことをようやくだいぶ理解してもらえたみたい 笑
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そんなこんなで、研修の間ずっと東京にいたわけなんですが、久々に先日、添乗行って来ました。
最近立て続けに入っていたJ社のツアーだと、朝東京駅に6時スタンバイとかで、家を4時台に出てもギリギリ間に合うかどうかってとこだったのい、今回はのんびりで有名なK社だったもんだから、吉祥寺に8時頃スタンバイ!
我が家からだと、6時半に家でても吉祥寺で時間余ってカフェで30分うたた寝できるほどの近さ。
最高に楽でしたー。
ツアー内容は、栃木の某アウトレットで4時間買い物→いちご食べ放題→イルミネーション→帰宅、というなんともゆるゆるな内容。
アウトレットではちゃっかり、私も家族へのクリスマスプレゼントショッピングを楽しんでしまいました。
それにしてもこの時期に「初」いちご狩りって、できるんですね。知らなかった。
これまたクリスマスカラーなお初ものに、わくわく。
…てまてよ、この場合の「初」は「この冬初」て意味なのかな。
2008年終わってないし、どっちかっていうと「最後の」て気分の方が合ってるかも?
イルミネーションも、山並みの中に広がる光の世界がきれいで、東京のとまた趣きが違ってなかなかよかったです。
ちょっと女1人でまわるのは淋しかったけど、見応えありました。
足利フラワーパークのイルミネーション、おすすめです♪
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そんなゆるゆる添乗から戻って来て、夕ご飯を食べながら某番組を見ていました。
中越地震で村ごと封鎖になった新潟県山古志村で本当にあった出来事が、ちょうど紹介されていました。
山古志村といえば、11月末の変な慰安旅行で新潟に行って帰道ぐったりしながらバスの中で見せられた「マリと子犬の物語」の舞台となった村です。
地震によって壊滅的になった村を追い出され、プライバシーも何もない避難所での生活を続ける村人の皆さん、本当は故郷に帰りたくてたまらないのです。
そんな中、年末の時期が近づいて来ました。
そこで村長さんが、ドラム缶で即席の除夜の鐘を作って、一人一人の希望を缶に書き、新しい年の幸せを願ってみんなでつく、というアイデアを思いつきました。
ここまでナレーションをきいて、申し訳ないのだけど、その先の画が読め過ぎて、一瞬チャンネルかえようかな…と思ってしまったんですよ。
でも、せっかくだから、とそのまま見ることにしました。
そしたら、次のシーンで……思いがけず、とても感動してしまったのです。
予想どおりといえば予想どおりの、手作り感あふれる即席の除夜の鐘を村人たちが順についていく映像でした。
でも実際に、彼らの願いが手書きで描かれた鐘と、明るく、でも心からの希望を込めて鐘を衝く村人さん達の姿を目にした瞬間、希望を力に変えて頑張っていこうとするっていう、弱さと強さが表裏一体になった人間の根源的な姿が見えた気がしたのです。
「除夜の鐘」
108の煩悩の数だけ、大晦日の夜に衝く鐘。ゆく年来る年。
私の中ではそんな風に、信仰としてではなく風物詩として認識されていた除夜の鐘。
この映像を見て突然、負けそうな心を必死に奮い立たせて踏ん張る人達の純粋な「祈り」をのせて響く、とても神聖な鐘に見えました。
内からこみ上げて来る祈りがかたちになった時、「信仰」はとても美しく思える。
太古の昔、この世にそういう、「何かを信じる文化」が誕生した瞬間の古代人の心の中と、今この除夜の鐘をついている人達の心の中は、きっとほとんどちがわないんだろう。
そんなことを思いました。
形ばかり気にしている色々な「宗教」にはがっかりさせられることも多いのだけど、どれも、きっとはじまりはこんな風にすごくシンプルできれいなものだったはずと思うの。
だから、「宗教は嫌い」と言い切ってしまう人達は、宗教の偏った面しか見てないのかもしれないよ、もったいない。
私はやっぱり、こういう「何かを信じる文化」が好きです。
それから、映像の力って、やっぱりすごい。
頭で全部分かっていたつもりでも、画で見た途端に全部覆されるなんてことが、やっぱりあるんだわねぇ。