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食いしん坊のXmas! 恒例ホームパーティ



家族で毎年これほど気合いいれてクリスマスパーティーするという話を他で一度も聞いたことありません。

クリスチャン系の父方一家の影響と、
クリスチャンじゃないのにバッハ命だった父親の影響と、
Jesus Christのことを「自分達を守ってくれる優しくて素敵なお兄ちゃんのようだ」と慕っている(信仰心、とはちょっとちがう…)母親の影響と、
全員音楽が好きで親戚が集まると何かと誰かが伴奏してはお気に入りの賛美歌を歌う(楽しいイベントとして)という珍しい一家の風習の影響と、
のせいで、
「クリスマスというのは一家をあげてお祭り騒ぎをする大イベント!である」と刷り込まれたままはや28年。
クリスマスパーテーは、おいしいご飯を食べて、楽しく歌を歌って、家族にプレゼントをばらまき、「あぁ、一体いつまでこういう時間を一緒に過ごせるのかな…」とちょっとセンチになって家族の大切さを再認識する行事です。我が家では。
特に近年は、もう来年は年輩組の誰かがもういないかも…とか、そろそろ3人いる娘の誰かが嫁に行って集まれなくなる日も近づいて来たな…と、諸行無常を感じます。
そんなわけで、思春期には「家族でクリスマスめんどくせー」等とぼやいていた私たち3人娘も、率先して気合い入れて全力投球するようになりました。

そんな気合いが届いたのか…

クリスマスツリー(6年前くらいに購入した本物のもみの木)今年リビングに運び入れたらむちゃくちゃ成長しててびっくり!
2Mは軽く超えてるよ!
もうすぐ天井についてしまいそう。

そしてそのツリーのまわりには、家族それぞれがプレゼント交換用に買って来たプレゼントが山積みです。
うちの場合、「プレゼント交換」といっても、1人一個ずつプレゼントを用意して音楽にあわせて順番にまわしてく…ていうアレじゃなくて、各自が全員宛にプレゼントを用意するんですよ。
だから、直前になるとツリーのまわりに30個近くのプレゼントがつみあがるのです。
もちろんカードもつけて。
今年は、ばあちゃん達の余命も短い??かもしれない、ということで、久しぶりに3人でカードを手作りしました。

大体のパーティーの流れは、毎年こんな感じ。

[1]ワインかシャンパンで乾杯後、まずはご飯!
鳥の丸焼きをメインに、手巻き寿司・グラタン・ニース風サラダ・蟹サラダ・オードブルあたりにがっつく

[ 2 ]あまりにお腹いっぱいになるのでちょっと休憩

[ 3 ]たいてい私が伴奏してみんなで賛美歌タイム
(好きなやつを何曲も飽きるまで熱唱)
今年は、「よく歌うクリスマス賛美歌イントロクイズ!」ということで、各曲の最初のコードだけ弾いてどの曲か当てるごっこをやってみたら、みなほぼ全曲正解していた。
そりゃあ20年以上も歌ってれば覚えるよな〜〜

[ 4 ]お待ちかねのプレゼント交換タイム。
たいてい年功序列もしくは逆年功序列で、順番に自分からのプレゼントを他のメンバーに配る。
それぞれから、自分宛のプレゼントを渡されて開けるときと、自分からのプレゼントを配るとき、毎年のことながらちょっとドキドキするのです…

[ 5 ]お腹もこなれてきたところで、デザートタイム
ここまでくるとまた何となくお腹がすいてきて、フルーツポンチとケーキでデザートタイム

[ 6 ]最後に記念写真を撮って、しばらくまったりしておひらき!

[ 7 ]次の日には前の日の御馳走の残りを食べれて2度おいしい☆

こんな感じです。
将来新しい家族ができたとしたら、このお祭り騒ぎの風習を確実にもちこみます 笑
そして子どもにも伝えます。
クリスチャンかどうかは関係無いのです。
おいしいものを食べてきれいな歌を歌うのが楽しいので。
今年もみんなでこの日を迎えられてよかった!



【宴開始を待つ間、大好きなスケッチで暇つぶしをするおばぁ(父方のおばあちゃん)】



【今日の御馳走がずらり。これがあっという間に消えて行く我が家って…】



【ご飯が待ちきれず待ち構えている虎子(母方のおばあちゃん)とクリスマスのベル】



【久しぶりに孫と一緒に想い出の写真なぞ眺めてご満悦のおばあを隠し撮り】



【お待ちかねのご飯スタート!肉を切るゆり坊(母)、オードブルを頬張るおはる(おばさん)、さまざまです】



【食事の後は腹ごなしに、合唱タイム!】



【歌が好きなおはると声楽やってるなぁ(末妹)「私たち似たものどうしよね、おほほほ〜」の図。おはるおすぎに似過ぎ 笑】



【お待ちかね、プレゼント交換。ツリーの下に山積みのプレゼント…ここはアメリカですか?の図】



【あなたよくここまで頑張ったわね。いえいえお義母さんの応援のおかげです、ありがとうございます。と、いつも本当に仲良しの嫁姑なのです】



【パーティーも終盤。お世話になった&ている先輩方が団らんのひととき】



【談笑する義理の姉妹(とっても仲良し!)と、自分がもらったうさぎの人形と一緒に写真を撮ることで頭がいっぱいの虎子】



【来年も皆で集まれたらいいな。今年はかぁか(真ん中の妹)がチェブグッズを皆にくれたので家族が10人になりました。】


12月の収穫物はやっぱりクリスマスカラー



【失敗していたと思っていた庭のトマトが今頃真っ赤に!】



【フラワーパークのイルミネーション】


今年は庭のトマトの生育がうまくいかず、うちのモグラ(母親)が嘆き悲しんでいたのだけれど、秋からなぜか小玉がちょこちょこつきはじめ、諦めずに収穫しておいたのが今頃になって赤く熟れてきました!
思いがけず、クリスマス直前に自家製トマトを賞味。
ちゃんと、赤と緑でクリスマス仕様のテーブルクロスともしっかりマッチしてます!

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海外添乗の研修が先週末に終わりました。
国内添乗の10倍くらいやることあるのに給料一緒ってどうなの…とは思うけれど、やりはじめてみたら仕事で海外行けるってことに単純にうきうきしてしまって、楽しくてしょうがなかったです。
外国に日本人を連れて行くのに必要な知識は、日本で外国人を迎える時にも活かせるしね!
あと1年か2年…もう少し頑張ったら、ドンピシャでやりたかったことを出来るようになる気がする。
もう少し、ワーキングプア生活頑張ります。
(ツアコン、めちゃくちゃ薄給なのよね…昔よりはだいぶマシになったらしいけど)

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そんな中、ロンドン時代後半一緒に住んでいた女友達のKasiaが日本にやってきました!
彼女とダーリンは2人そろってどちらかというとotakuさん達です。
とくにダーリンの方、アニメめちゃ詳しい。お手上げ。
ということで、KasiaとダーリンのArthur, そしてその友達のPaul, Michaelの4人をAKB案内してまいりました。
まずは、やっぱり、メイドカフェはおさえておかないと…ということで@home cafeへご案内。
メイドさんと一緒に
萌え萌えジャンケン♪萌え萌えビーム♪まぜまぜにゃんにゃん♪
「萌え萌え」イベントのオンパレードに、最初は
「何だこれ!!」「うげー!」
という反応。
私も一瞬「どうしよう…彼らには刺激強過ぎた??」と思ってしまったけれど、
(最近ガイドの勉強のためAKBにだんだん慣れつつある私…)
結局最後は男の子3人、わざわざ1人500円のextra moneyを払ってまで、
メイドさんとチェキってましたから!!
何だかんだ言って、好きなんじゃないの。もう 笑

とにかく、もう3年以上も会ってなかったKasiaに会えて、嬉しかった。
相変わらず、とっても優しくて素敵な女の子だったなぁ。
一時期ヨーロッパに飽き飽きしていたけど 笑 最近とみにヨーロッパが懐かしい。
やっぱり、ロンドンの開放的な雰囲気はたまらないです。
円高なうちに行っておきたいなぁ。
あ、そうそうやっぱり、Kasia達口をそろえて「日本のご飯はどんなに安くても絶対にハズレがない!むちゃくちゃおいしい!」と絶賛してました♪
私が I missed Japanese foods sooooooo much な状態だったことをようやくだいぶ理解してもらえたみたい 笑

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そんなこんなで、研修の間ずっと東京にいたわけなんですが、久々に先日、添乗行って来ました。
最近立て続けに入っていたJ社のツアーだと、朝東京駅に6時スタンバイとかで、家を4時台に出てもギリギリ間に合うかどうかってとこだったのい、今回はのんびりで有名なK社だったもんだから、吉祥寺に8時頃スタンバイ!
我が家からだと、6時半に家でても吉祥寺で時間余ってカフェで30分うたた寝できるほどの近さ。
最高に楽でしたー。
ツアー内容は、栃木の某アウトレットで4時間買い物→いちご食べ放題→イルミネーション→帰宅、というなんともゆるゆるな内容。
アウトレットではちゃっかり、私も家族へのクリスマスプレゼントショッピングを楽しんでしまいました。
それにしてもこの時期に「初」いちご狩りって、できるんですね。知らなかった。
これまたクリスマスカラーなお初ものに、わくわく。
…てまてよ、この場合の「初」は「この冬初」て意味なのかな。
2008年終わってないし、どっちかっていうと「最後の」て気分の方が合ってるかも?
イルミネーションも、山並みの中に広がる光の世界がきれいで、東京のとまた趣きが違ってなかなかよかったです。
ちょっと女1人でまわるのは淋しかったけど、見応えありました。
足利フラワーパークのイルミネーション、おすすめです♪

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そんなゆるゆる添乗から戻って来て、夕ご飯を食べながら某番組を見ていました。
中越地震で村ごと封鎖になった新潟県山古志村で本当にあった出来事が、ちょうど紹介されていました。

山古志村といえば、11月末の変な慰安旅行で新潟に行って帰道ぐったりしながらバスの中で見せられた「マリと子犬の物語」の舞台となった村です。
地震によって壊滅的になった村を追い出され、プライバシーも何もない避難所での生活を続ける村人の皆さん、本当は故郷に帰りたくてたまらないのです。
そんな中、年末の時期が近づいて来ました。
そこで村長さんが、ドラム缶で即席の除夜の鐘を作って、一人一人の希望を缶に書き、新しい年の幸せを願ってみんなでつく、というアイデアを思いつきました。

ここまでナレーションをきいて、申し訳ないのだけど、その先の画が読め過ぎて、一瞬チャンネルかえようかな…と思ってしまったんですよ。
でも、せっかくだから、とそのまま見ることにしました。
そしたら、次のシーンで……思いがけず、とても感動してしまったのです。
予想どおりといえば予想どおりの、手作り感あふれる即席の除夜の鐘を村人たちが順についていく映像でした。
でも実際に、彼らの願いが手書きで描かれた鐘と、明るく、でも心からの希望を込めて鐘を衝く村人さん達の姿を目にした瞬間、希望を力に変えて頑張っていこうとするっていう、弱さと強さが表裏一体になった人間の根源的な姿が見えた気がしたのです。
「除夜の鐘」
108の煩悩の数だけ、大晦日の夜に衝く鐘。ゆく年来る年。
私の中ではそんな風に、信仰としてではなく風物詩として認識されていた除夜の鐘。
この映像を見て突然、負けそうな心を必死に奮い立たせて踏ん張る人達の純粋な「祈り」をのせて響く、とても神聖な鐘に見えました。
内からこみ上げて来る祈りがかたちになった時、「信仰」はとても美しく思える。
太古の昔、この世にそういう、「何かを信じる文化」が誕生した瞬間の古代人の心の中と、今この除夜の鐘をついている人達の心の中は、きっとほとんどちがわないんだろう。
そんなことを思いました。
形ばかり気にしている色々な「宗教」にはがっかりさせられることも多いのだけど、どれも、きっとはじまりはこんな風にすごくシンプルできれいなものだったはずと思うの。
だから、「宗教は嫌い」と言い切ってしまう人達は、宗教の偏った面しか見てないのかもしれないよ、もったいない。
私はやっぱり、こういう「何かを信じる文化」が好きです。

それから、映像の力って、やっぱりすごい。
頭で全部分かっていたつもりでも、画で見た途端に全部覆されるなんてことが、やっぱりあるんだわねぇ。


白川GO その2&3



【神田家のおばちゃんが撮ってくれたヤラセ写真】



【立山連峰ヤバい!日本のヒマラヤ!さすがに感動した】



【妙高SAより。10月には全く見えなかった妙高山もこの時期になるとくっきり】


また白川郷行って来ました。

「世界遺産」と名のつくものの中には、「そりゃーそんだけ権力があってお金があって大量の人動かして資源つかえばそれなりにすごいもんも作れるだろーよ」とさめた目で見てしまうものも中にはあったりしますが、白川郷は、そういうお金や力と一切関係無いところが好きです。
厳しい自然の中で生き抜く知恵の結晶としてうまれた合理的で美しい建造物とその街並が世界的に評価されたということが嬉しい、そして、実際に訪れると評価されるだけの魅力があると深く納得できるってとこがすごい。
特に、あの家の中で今も人が暮らしているというのだから、すごい。

それでも昔に比べれば、観光客の激増によって街並はだいぶ観光地化され、村の中でも観光業で潤う人とそうでない人という格差が出来たり、観光客がプライベートスペースに勝手に入って来てしまったり、問題も色々あるみたい。
でもそういう苦労を何とか乗り越え、今も集落の気品ある美しさを保っていて、ただの観光地に成り下がってはいないと思う。
堂々と、外国人にも勧められる場所。

先週末から昨日にかけて、一泊二日の同じツアーを2回も繰り返したので、白川郷もヘビーローテしてまいりました。
それで、和田家、神田家、明善寺、と主要スポットの見学もしてみました。

あちこちまわってみた感想として、私としては和田家をプッシュしたいのはやまやまなのだけど、今後行く人におすすめしたいのは神田家です。
集落の中で唯一、一番上の階まで上がることができます。
お家の人の説明も面白いし、あたたかい野草茶サービスもあり。
何より、合掌造りにとって大切ないろりの火を、今でも毎日たやさずともしているというのがとてもよい。
合掌造りといえば一階の居間のいろりの火がかかせません。
それは、大家族の団らんの場としても、そこから出る煙で家全体をいぶして、家の強度をますためにも、合掌造りの家で暮らす中でたやすことの出来ない火だったのです。
だから合掌造りの家の中のものは全部いぶされて真っ黒。
でも、近年はガスコンロが発達して、前ほどいろりの火が必要とされなくなってしまった。
そのため、屋根の強度は弱り、それまでは50〜60年に一度ふきかえればよかったものを20〜30年に一度ふきかえる家が多いそう。
ただしこの神田家では、今でも毎日たやさずいろりに火をくべているんだそう。
寒い時期、いろりの火のまわりに集まり、お家の人の説明をききながら色々と思いめぐらすのはなかなかよいもんでした。

去り際、ストッキングにスカートで寒そうな私を見かねて、なぜか受付のおじちゃんがきれいにラッピングされたあたらしいストッキングをプレゼントしてくれたのが嬉しかった 笑

何だかとても天気に恵まれて、お客さんにもすごく喜んでもらえたツアーとなりました。
先週末のアイデンティティ崩壊気味ツアーの後だったので、ことさら嬉しい 笑

さて、これからしばらくは、海外添乗の資格をとるために研修期間に入ります。
とりあえずとれるもんはとっとこうかな、と。
というわけで来月、研修のためイタリアに行きます。
久々のヨーロッパ!
研修激キツいらしいから浮かれてられないけどちょっと嬉しい。



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