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絶景日和

今週末(金曜含)、来週末と合わせて5日間、通訳ガイドの新人研修に参加しています。

ところで、通訳ガイドのこと、「通訳」と思っている人がいるのでは。
というか、そもそも、聞いたことない、て人が多そう。
ということで今更ながら説明いたします。

「通訳ガイド」
なんか英語を使うらしい、ということで、「通訳」とよく間違われますが、よく見て下さい、「ガイド」が後半についてます。
類人猿と猿人類の違いを思い出して下さいませ。
そうなんです。
つまるところ、「ガイド」なんです。
「右手に見えますのは〜」のあのガイドさんです。

じゃあ一般のガイドさんと何が違うのかというと
?お客さんが外国人→説明は全て外国語(私の場合は英語)
?いわゆるバスガイドさんと違い、バスの中は勿論のこと、バス外も全て1人でガイド
?なんとガイドのクセして添乗業務(普通ツアコンが担当する、旅程管理)も全部1人でやる。
の3つがあげられます。

具体的に何をするかというと、一番多いのが、日本を訪れた外国人の観光案内。
その他国際的な会議やイベントでのアテンドとか、企業のインセンティブツアーにアテンドとか、VIPを空港から都内のホテルや会議場へ送迎とか・・・
お客様の宗教やお国柄によっては食事制限もあるし、時間におおらかな国の人達は集合時間守ってくれないし、絶対忘れ物とかトラブルとか起きるし、を防いだり解決したりしながら、常に気を配り歩き回り声をはりあげ・・・の、実は「ガテン系」なんです!
「通訳」みたいなしゅっとした仕事じゃないんです。。。
小間使いみたいなもんなんです。。。

でも、旅好きな私としては、
仕事と称してあちこちに出かけていけること、
「仕事のため」を理由に日本に関するマニアックな情報をどんどん蓄積していけること、
日本に興味をもってはるばるやって来てくれた外国のお客様に対して、自分が外国にいて寂しかったり嬉しかったりした時の気持ちを思い出して、精一杯もてなしてあげられること、
その人達との時間を独り占めできること、
合間に写真も撮れるであろうこと、
を考えると、しゅっとした通訳よりもずっとずっと魅力的な仕事です。

今日は東京観光研修で、主要観光地あちこちまわったのだけど、東京タワーと都庁の2カ所の展望台から、はっきりくっきり富士山が見えました。
20年目以上の大ベテランの講師の先生達でも、こんなにはっきり見えたのははじめてだって。
東京タワーの西100kmに見える富士山、まわりの高い山々をしたがえて、本当に綺麗。
都庁から見えたのは夕焼けの時間。
丁度真上の雲の間から光が差し込んで、それはもう神秘的な美しさでした。

日常と非日常が交錯する不思議な世界に身を置けること、やはり幸運に思います。
(ついでに、今日は昼食が浅草で自由行動だったので、すきやきで有名な今半の焼肉定食ランチを食べてきました。1,000円で、激ウマ★!)
慣れるまでは沢山怖いおもいとか恥ずかしい思いとかしなきゃいけないんだろうけど、日本に来てよかった、日本で見た事聞いた事を是非友達や家族にも話したい、て人が少しでも増えて、「日本の心の本質」が世界に伝わって行くよう、頑張っていこうと思いました。
明日は鎌倉箱根ー嬉しいけど寒そーーーーーーーーーー!


東アジアキムチサミット

今日は春からの開業に向けて、通訳ガイド派遣の会社の説明会を聞きに行ったり、東京都に通訳ガイドとして登録するための「健康診断書」を書いてもらいに病院に行ったりしてきた。
(「精神に異常なし」と診断してもらえてとりあえず一息…)

浜松町での説明会が終わると、ちょうどお昼の時間だった。
あまりに寒いし靴擦れで足痛いし非常にはらぺこだったので、とにかく貿易センタービルのレストラン街に逃げ込んだ。
温まりたい、米が食べたい、てことで韓国料理屋のランチにまっしぐら。

しかし、そこは昼時のオフィス街でして、
サラリーマンとOLで店は満席。
少し待たされた挙げ句、四人掛けの席に相席することになってしまった。

大体同年代の女性2人組

50代くらいのおじさん
の4人。
ちょっと気まずいけど、まぁしょうがない、そんなもんでしょ、と思い黙って座っていた。

ふと気づくと、女性2人は外国語を喋っている。
見た目はアジア系なので、さては韓国人か、と決め込んでまた黙っていたら、聞こえて来る会話がどうも中国語だった。
先入観ておそろしいわ、韓国料理屋だから韓国人、なんて、決めつけすぎだったのね、と心の中で苦笑。
それにしても、中国の人も韓国料理が好きなんだなぁ、と親近感を覚え、声をかけようかと思ったのだけど、何となく躊躇して、とりあえずそのまま黙っていた。

少しして、私が注文したユッケビビンバが最初に届いた。
久しぶりのビビンバ!
ロンドンにいたときはしょっちゅう自分で作っていたけど日本ではほとんど食べてない。
そのため忘れてたのです、コチュジャンをかけて混ぜ混ぜしなきゃいけないっていう、ビビンバの基本を。
何もかけずに混ぜて食べようとする私を見かねて、向かいに座ったおじさんが「赤みそ、かけるんですよ」とテーブルの端に置いてある入れ物を指差して教えてくれた。
私が(あら忘れてた、おじさんきっと常連さんなのね・・・)と思いつつ
「そうでしたね!ありがとうございます!」と言うと、
中国人の女の子がすかさず入れ物を手渡してくれて、
同時におじさんに「韓国の方ですか?」と聞いた。
「はい、そうです。」と、おじさん。

あらま!
途端にテーブルの空気が一変した。
忙しいお昼の相席のこと、黙ってそれぞれ急いで食事を済ませるしかないんだろうと思っていたのに、実は、たまたま偶然出会った日本人・中国人・韓国人がそろって食卓を囲む、という素敵なシチュエーションだったことに気づき、全員の気持ちが一気ほころんだのが分かった。
それからは、お互いの国の話や、食べ物の話で楽しい会話に花が咲いた。

「どちらも濃い味の食事文化だから、和食は物足りなくないですか?」と聞いたら、
みんなから「納豆大好き!」とか「むしろ、日本の食事に慣れたから国の食事が脂っこすぎ/辛すぎで変な感じがするよ〜 笑」と言われて何だか嬉しい私。

北京オリンピックや上海の魅力が話題に上り嬉しそうな中国人の女の子達。

「(偶然)中国人の女の子達も、私も、自家製キムチを漬けるほどキムチが好き!」という事実に、びっくりしながらもとても嬉しそうな韓国人のおじさん。

北京・上海・ソウル・東京というアジア主要都市出身の4人による
「浜松町東アジア主要都市キムチサミット」
とでも呼ぶべきこのお昼ご飯は、仕事の合間の短い昼休みにたまたま居合わせた参加国のメンバーの心を、確実にあっためた。

「ごめんなさい、昼休みが終わるので・・・楽しかったです!」
と中国人の2人が先に店を出て行き、最後はおじさんと2人きり。

「思いがけず、こんな風に話せて嬉しかったです!
私たち、みんなすごく似ているけれど、少〜しずつ違っていてとても面白いですね」
と私が言うと
「そうですね、でもこの3カ国の壁はどんどんなくなっていくと思いますよ。
私もこうして日本にいますし、出張でしょっちゅう中国に行くんです。
もっともっと我々は近付いていくんでしょうね」
と嬉しそうにニコニコと返してくれた。
そして、「まさかこんな風に会話が弾むとはねぇ!」と、嬉しそうにウェイターの男の子にまで話しかけていた。

去り際、「またここで是非会いましょう」と言ってくれたおじさん。
きっと私のことを浜松町勤務のOLと思ったんだろうな。
昼にあそこに行くことは滅多に無いから、たぶんここで再会することはもう無いだろう。
連絡先を聞きたいな、とも思ったけど、この一期一会の時間にすごく意味があったような気がして、「そうですね」とだけ言って別れた。

きっとあの場に居合わせた全員が、パワーをもらったに違いない。
この素敵な偶然の出来事を、嬉しそうに家族や友達に話すに違いない。
キムチを食べる時、毎回じゃなくても時々はお互いの顔を思い出すに違いない。
少なくとも私は、この先ずっとそうすると思う。

外はますます寒く、足のくつずれもいっそう痛かったけれど、私の気持ちはとっても軽やかで、改めて「あんな嬉しそうな顔を沢山見せてもらえるような、良い通訳ガイドになろう!」と思った。
就活事始めの今日のこと、天からのお告げだったのかしらねぇ。


91011

■2/9

エコツー関係の就職・起業講座に行った。
社長と直接話す機会があって、外国人を日本の農村へ連れて行く事への熱い思いを何とか伝えられた気がする。
何でもいいから思いついたら企画を持ち込んでくれれば一緒にやろう!とか、
おそらく副業としていくツアコンになるための研修をやすく受けられるようスタッフ扱いにしてあげるよ、とか言って頂き、早くもつながりが出来た!
行った甲斐があった!

そのあと写真を持って久々にある写真ワークショップに参加。
最近かなり掴めてきた感じがしていたので超誉められるかと思いきや、あと一歩って感じの評価だった。
というか、良いと言われる写真と私の思い入れがある写真が何か噛み合ない。
私の思い入れに共鳴してくれる人もいるのだけど・・・
写真に対する目的意識の違いからなのか?
よくわかんないけど、まだまだなんだなぁと思ってこれはこれで良い刺激になった。
気長に頑張るぞ〜

■2/10
大学のサークル時代からの悪友戦友mymyと武蔵小金井の尼寺へ精進料理を食べに行った。
境内の美しい自然の中に、住職が彫った不思議な石仏がはりついたようなミステリアスな笑顔を浮かべて点在していた。
うちの近くにこんな空間があったとは。
座敷でいただくのかと思いきや、足が悪い人や外国人への配慮のためか、表面に畳をあしらったテーブルでの食事だった。
ちいちゃな四畳半の机の上に、ゆっくりと運ばれて来る、手の込んだ品の数々。
歴代皇女と縁のある京都のお寺で発祥した、竹之御所流という精進料理だそうな。
とてもシンプルなのだけど、本当に丁寧に作られていてすごくおいしかった。
割に値段がはったのでmymyはちょっと物足りなさそうだったけれど、私はけっこう満足。
あれが「料亭」だったら不満だったろうけど、あれはあそこに存在していることそのものが文化だからね。
文化保護・野菜栽培・時間をかけた調理・レシピ伝授、すべてが含まれた値段と考えたら高くはない。
ずぅっと気になりつつ行けてなかったのだけど、ようやく叶って嬉しいな。
また次の季節が来たら旬の野菜を食べに行ってみたい。

・・・と、気持ち的には大満足だったのだけれどお腹はまだ不満だったみたい!
すぐさま甘い物を食べに行き、その後は
食後のケーキ→お茶→フライドポテト→ステーキ(しかもそろいも揃ってにんにく醤油ソースをチョイス)
と続き、いつのまにか次の食事が終わっていた 笑
浄めた意味ねー 笑
でもおいしかったー豚肉ステーキー★

そして久々のmymyとのさしご飯、毒吐きまくりの女子トークには2人とも活き活き♪
トークで斬りつつ肉も切りまくりで絵的にはかなり怖かったはず 笑
世の中のどうでもいい情報に翻弄されず、キャパ以上のことを頑張ろうともせず、出来る事を日々積み重ねていくさきに幸せがある、ということを自然に分かり合えたのが嬉しかった。
その後場所を我が家に移して、おぎやなぎとバナナマン見て笑ってヨガやってまた喋ってる間に明け方になってた。
あー久々にバンドやりたい。

■2/11
三連休最終日。
たこ焼きパーティーに出かけるmymyを見送った後、のそのそと準備して根津にあるギャラリーへ出かけた。
12月に知り合った人が連休3日間にcaikot*というヴィンテージの服屋をやっているというのでお買い物をしたかったのと、ギャラリーを自体を見たくって。
そのギャラリー、実は、子どもの総合力を成長させるための教室を運営している会社が、「子どもにとって芸術は大事だ!」というコンセプトから経営しはじめたギャラリーで、若手作家に無償で壁を提供してくれるというのだ。
「教育系の会社が運営しているギャラリー」ときくと、なんとなくイケてなさそうだけど、そんなとこでcaikot*のお店を開くわけもないし、オーナーのお姉さんはかわいかったから、きっと期待できるだろう!と踏んで向かった。

そしたら!
足を一歩踏み入れたら「きゅうん★」て音が!
予想を上回る、素敵なギャラリーではないですか!
階段の使い方がうまくって冒険心をくすぐるほんとに素敵なつくりなの。
昔ロンドンで住んでいた死ぬほどかわいいflatの内装に少し似ていて、めちゃ懐かしかった。
なんなのかしら、また呼ばれてしまったみたい!
かわいいオランダの紙バッグと、猫をとりこにするねずみのおもちゃを購入して、後ろ髪ひかれながら心地よいアトリエを後にしました。
今年は絶対あそこで個展をやります!


waverock

■wavestone ×
→waverock ですね・・・なんて初歩的ミスを 笑

ブリヂストン的に、名前を訳してみました。

そういうお名前の、有名な出版社がありますね。
文庫とかの系列になっている。
わりとまじめな感じのね。

そのおうちの末裔の方と今日お会いしました。

正確には、江戸時代にのれん分けしたもう一方の家が上記出版社系へとつながったため今は直接の関係は無いらしいのだけれど。

その人がさぁ、もう、とんでもなく面白い人だったのです!!
めちゃくちゃ刺激を受けました!!!

まずのれん分け前の歴史を聞いてみると、
「もとは今川義元につかえていて武田の諏訪攻めの時に一緒に信州に移り住み、諏訪大明神を信奉する武田信虎より神社関係の祭り事いっさいのとりしきりを任され、諏訪湖周辺のインフラ整備とか文化育成に代々活躍したものだから、織田信長が武田側を一掃した時にも、その一家だけは殺されずに済み、上諏訪大社の神宮寺と縁が深いためその寺紋と家紋が同じである。」
というなんともリアル風林火山な血筋!
しかも、
「そのお寺はですね、昔の女流作家が・・・」と話し出したので
(ん?昭和とかの女流作家の人が訪れて作品の舞台に使われて映画化されたとかな?)と思って聞いていたら
「あ、和泉式部って人なんですけど・・・その人の別荘地だったらしいですよ 笑」

って、どんだけ昔!!!そして別荘て?
「笑」ではないだろ、そこ 笑

いやいやこれ、そんじょそこらの人に言われても、
「えーうっそだー」とか「あー昔はすごかったんだねー」
になってしまいますが、この人に言われると
「さ、さすが・・・っすね・・・!!」
と言わざるを得ないのです。すごいです。

魏志倭人伝も聖書もクルアーンも仏典もゾロアスター教の教典も全部「読み解いてる」というのだから驚きです。
それが信じられるのだからもっと驚きです。

色々ありすぎて書ききれないので具体的な内容は自粛しますが、また運命的な出会い来ちゃったなーこれ!
(あ、違います、ラブとは一切関係ありませんよ★)

特に収穫だったことは
1)なんと(たぶんいつか生まれるであろう)子どもの名前が決まりました。
2)そして、私が独学で自問自答しながら”研究”してきた「写真に撮りたいもの」の正体を教えてもらえました!私の研究結果、合ってた!むしろ思ってたよりも素敵な結果だった!きゃはー
今日ほど日本人で良かったと思ったことはないかも。

全然伝わらないのに興奮していてほんとごめんなさい 笑 
でもあまりに嬉しくて。
これは言葉で説明し出すとすごく長くなるし伝わらないと思うので、いつか写真として残せるようより一層精進していくことでお返しします。

今後楽しみなこととしては、
彼が近い将来ヨーロッパでやろうとしているエキシビジョンに向けて、パンフレット(説明文)の日英翻訳を頼まれたことです。
もちろんボランティアだけど、訳す内容自体がめちゃ面白そうなので、
「私めでよろしければ喜んで勉強させていただきやす!!」と即決定。
今日ほど英語ができてよかったと思った日もないかも。

いやーこれだから人生てやめられないね。


雪ら!



朝起きてカーテンを開けると、雪景色でした!
東京にこんなに雪が降るのはちょっと久しぶりでない?
いつもならあんまり寒いと怒ってしまうとこですが、ここんとこ暖冬続きなので、寒い日があるとホッとします。

余裕の発言は、休みの日だからいえるのです 笑

鬼は外!の日ですが、こんなに白くてきれいだとと鬼が来る気がしないねぇ。




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