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ひやひやタクシーランデブー

めちゃ久しぶりにお局仲間?のまいむとさし飲み。
なのに、人の恋バナで盛り上がり過ぎてお互いの近況報告全然しないままあっという間に閉店の時間になってしまったよ・・・
必ずや次ぎはちゃんと喋ることを誓いあいつつ家路につきました。
もう、すっかり遅かったので、駅からはタクシーにのっちゃうことにしました。

我が家は、数年前にばあちゃんや母親がたて続けに骨折したりしてわりと頻繁にタクシーを使うことがあったので、このへんのタクシーの運ちゃんの間では広く顔を知られていて、駅前でS社のタクシーをひろうとたいてい「和田」と言っただけで家まで連れてってくれるし、何かと運ちゃんとおしゃべりできたりして楽しいのです。

でも今日は、運悪くS社ではなく使用頻度の少ないT社の方にあたってしまいました。
S社はサービスを徹底していて、どの運ちゃんもすごく気さくで楽しいんだけど、T社はまぁ、東京のフツーのタクシーって感じで、特にぶすっとしているってわけでもないんだろうけど別に特に感じよくもないんです。
だから、ほんのちょっとだけがっかりして、話すつもりもなくメールを打ちながら座ってました。

そしたら、最初の角を曲がる時に、おっちゃんちっちゃな声で「よいしょっこら、よいしょっこら」と独り言を言っている。
お、こりゃT社にしちゃめずらしく、濃いキャラの運ちゃんか?
と思いつつまたメールを打っていると前方の青信号を見ながら「あ〜あの信号は無理だな〜。ね、間に合わないね?つかまっちゃったねぇ?」と話しかけて来た。
随分ゲーム感覚で運転してんなぁ、子どもみたい〜と内心思いつつ、あ〜残念ですね〜と相づち。すると突然、
「あ、いけるいける、ギリギリいけるよこれ!いかせてくれって感じだよ〜おりゃ〜!」
と黄色から赤になるギリギリのところでスピードアップしてギュイーーンと大通りに躍り出てカーブ!!
おい!!!おっさん!!!

ひやりとしたけどなんとか家まで着きました。
家の前でいっこメーターがあがったのにおまけして740円にしてくれたりして、おかしなおっさんだったけどいい人じゃない。
ありがとうございます〜といいつつ1240円渡すと、
「ん?これはおつりはいくらかな?おいちゃんこういう計算できないのよ〜」
って、よく運ちゃんやってんな!!!
「はい、おつり500円。大丈夫?大丈夫ね?あんがとね」
いや〜大丈夫?て聞きたいのはこっちだよ〜
あれたぶん・・・・酔っぱらいだ・・・・・
一命をとりとめて、今ここに生きてます。よかった。

しかし、こないだ広島で乗ったタクシーの運ちゃんはもっとおかしかった。

島根の帰りで、広島バスセンターに到着し30分で駅に移動して東京行きのバスに乗り換えるというすごいスケジュールだったので、そんなに遠くないけど念のためタクシー拾って移動したんですわ。

「え、東京から?そりゃたいぎーな〜」
「バスで?うわ〜そりゃたいぎーわ〜」
たいぎー=めんどくさい、大変、て意味ね。

この人自分が方言喋ってるってことは全く知らんのだろな・・・かわいーと思いつつ座っているとなぜか話しがおかしな方向に。

「このへん海が近いけぇ、ほんとにもう台風のときなんて、たいぎーたいぎー、だからいつもハンマーのせてるのよ、車に」

は?ハンマー?

「え、お姉ちゃん、だって海が近いけぇいつおちるかわからんでしょう!そりゃハンマーは必需品だよう、タクシーにはさぁ」

落ちた時にガラスを割って逃げるためですか?

「そうじゃよう、お客さんの命預かる仕事じゃけ、どのタクシーもハンマーつんどるよ?」

いやー・・・東京では見たことないですけど・・・
(っていうか、何で海に落ちることが大前提なんだよ 笑!!)

「いやいやいや、絶対ある!東京だって海あるじゃろ!たいぎーんだこれがまた、わしもさんざん練習したんじゃよ、ハンマーっつっても、そう簡単には割れないんじゃよ?」

れ、練習したんですか?!

「当たり前よ〜!お姉ちゃんも東京帰ったら、ハンマー持って、廃車がおいてあるようなとこあるじゃろ?そういうとこいって車の窓ガラス割る練習しときんしゃい。絶対やっとかんと危ないよ。タクシーはいつ海に落ちるか分からんけね!」

あ〜・・・そうですね〜・・・今度練習してみます・・・

彼はえんえんタクシーにとっていかにハンマーが必需品かを語っていたけれど、広島でもそんなタクシー他にないと思うぞ????
ちなみに、個人タクシーでした。
もし、ハンマーを積んだタクシーご存知の方いたら、教えて下さい。
一緒に廃車をぶったたきに行きませんか。


東京砂漠〜♪もときどき悪くない

昨日、ドイツで出会ったエコ仲間のひさこちんと7ヶ月ぶりくらいの再会を果たし、民家を改造した神楽坂の素敵な居酒屋へ、晩酌にまいりました。

ドイツの環境首都と呼ばれるフライブルグにて、そのエコな町づくりぶりを体感するためのスタディーツアーに参加したのは2005年9月。

そこで出会って意気投合したのがひさこちん。
手羽餃子をこよなく愛し、酒豪(?)で、環境問題に興味があって、さばけていて、写真好き。
色々共通点があったためか何だかツアーの間もよく一緒にいて、その後も刺激を与えてくれている友人の1人です。

ドイツ滞在で、中でもぐっっっっときたもののひとつが「森のようちえん」
自然=森、というドイツや北欧ならでは、かもしれませんが、幼稚園の園舎をとくに作らず、毎日子ども達と一緒に森の中に分け入り、そこで自由に遊ばせて、自然の大切さ、コミュニケーション能力、創造性、感性などを高める、生徒にとっても先生にとっても魅力的な、すばらしいようちえんなのです。
子どもたちがかわいくて、一緒にいるのが楽しくて、あんまり素敵なので頼み込んで他のみんなが帰国した後に1人もう一度訪れて写真を撮らせてもらったほど、私はこの森のようちえんが気に入ったのです。

そしてひさこちんにとっても森のようちえんはかなりのインパクトだったようで、今、ある大学院で森のようちえんについて研究し論文を書いているとのこと。
なかなか難しそうだけれど、どんな論文になるのか、私も楽しみ!

そんな彼女と色々お互いのやっていることや思いについて語り合いつつ、「晩酌」ですわ★
「飲み」じゃなくて「晩酌」なんですよ!
(だってメニューに『晩酌セット』て書いてあったから)
畳に砂壁に絨毯にソファーに床の間という、風情ある民間の一室で、まったりと、お酒をのみつつ、シンプルで丁寧なおいしい和風のおつまみをいただくのです。
といっても全然お店の雰囲気は敷居が高い感じではなく、普通にしゃべって笑っても全然平気。
シナモンの入った甘い焼酎もおいしかった。
至福ですな♪

しかし、ご飯がね・・・おいしいんだけど、足りないの!!!
困ったなぁ、と思っているところで、隣のカップルのもとにケーキが運ばれて行くのが横目でチラリと見えました。
どうやら、どちらかが誕生日みたいで。
いいなぁ〜、ケーキ!甘いもの足りない〜〜〜

すると、な、なんと、カップルの女の子の方が突然立ち上がり私たちのもとへと近づいて来たではありませんか!

「すみません・・・今日彼のお誕生日で、ケーキを用意したんですけど、大きすぎて2人で食べきれないので一緒に食べて頂けませんか?」

!!!!わーい!!!!もちろんさ!!!!

甘過ぎない生クリームに、ふんわりスポンジのショートケーキ!
うわぁ、お誕生日らしくていいですねぇ!といいつつ一瞬で平らげました。

そして、ケーキは一瞬でなくなったけれど、31歳になった彼のためにみんなでお誕生日の歌を歌って、しばし4人で談笑。
東京砂漠からはほど遠い和やかな雰囲気に身を任せて心からここちよかったです。
その場に居合わせれた偶然にほんと感謝!

帰り際、駅前の赤城神社が気になり、2人で散策してみました。
暗くてよく見えないのだけど、両サイドに蔵が並んでいて、小さな稲荷神社や、道真をまつった祠なんかがあって、灯籠の光があやしくもやさしくて、とてもよい気持ちだった〜。
そうそう、夏の宵は、こういうのがいいんです!
ヨーロッパみたいに日が長過ぎるとコレが味わえないんだなぁ〜

最近、ちょこちょことした失敗があったり、色々未熟さが目についてすこ〜し凹み気味だったのだけど、何だか元気になりました。
また一歩一歩頑張っていこ〜

p.s.帰って来て突然、すごい久しぶりに思い出しました・・・
この世にメッセというものが存在するってことを。。。
完全に忘れてた。
何かどうも最近遠くの友達と会話してないな〜と思ったらメッセにつないでなかったんだ!


めでたいんだって。

7歳になりました。

6歳の一年間、色々ちょびっとずつ脂がのってきたので
今年はますます充実するように(しかし体脂肪は減らすように)頑張りまする(Billyよろしく!)

6歳のふりかえり

●成長したこと

少し言葉遣いが上品になった
ようやくお弁当を作って持って行く習慣がついた
などなど

●今年こそ・・・

ニ度寝禁止
筋力つける
などなど

「などなど」便利 笑

7歳になるのを前に、髪を切りました。今までで一番気に入った。
いつもお願いするミスチルの桜井さんに老犬テイストを加えたような美容師のUさん。
「ひけらかすって漢字でどう書くんだっけ??」
「『でしょうね〜』って相づちはどういう時に便利か?」
「キスの擬音語って外国では『モワッ』とか言うらくて、チューは通じないらしい」
などどうでもいい話で盛り上がりつつも、ハイテクを駆使して必ず思い通りにしてくれる凄腕さんです。尊敬してます。
しかし「モワッ」て!

ま〜やっぱあれだね。
「27歳ってもっと大人だと思ってた…」
ベタな感想だけどこれに尽きる 笑
I love herの新ちゃん25歳かよ・・・
すごい大人と思って読んでたのにー年下ー?
髪切ったくらいじゃ追いつかん!こりゃいかん!
てことで、今日夜のバイト★の時に
囲碁のうちかた習って来ました。
とりあえずまた一歩、大人の階段のぼったよ!
・・・一切燃えなかったけどね 笑


女子達へ!

春から通っているとある島より、女子の皆さんに素敵なお知らせ★

上皇の流刑地として日本史に登場する島根の隠岐諸島。
流刑地になるくらいだから辺境のとんでもない所かと思いきや

「実はなにをかくそう

バラエティに富む豊かな自然
胸がわくわくするような豊富な歴史
たくましく温かい人間の営み
柔軟で軽やかな新しい産業
環境にも人間にもやさしい持続可能な社会を目指す教育

こんな『もっと身近にあったら嬉しい』ものが全てそろった、今、日本で…いやおそらく世界でいちばん、キラキラとエネルギーに満ちあふれた、とんでもない島であるらしい…」

という、はなはだあやしい情報を耳にしました。
私、和田特派員、真偽をたしかめに、春から何度か足を運んでみましたよ。
そしてついに、つきとめてしまいました。。。
むむむーーー、これは、この噂は、どうもガセじゃなさそうだ!
本当にこの島ただものじゃないみたい!
とぉ〜っても、素敵なところなんですよ★

さてさてさて、そんな「世界最先端」のhot spot、海士町がですね、なんと、島で何かしたい、というみずみずしい意欲のある女子を、全面的に応援するキャンペーンを始めるもようです!

「島や地方に住んでみたいなぁ」
「田舎で仕事をしたいなぁ」
または、
「お金さえあれば起業したい!」
「きっかけさえあれば生活を変えたい!」

そう思っている方、いませんか???

東京では24日に説明会がありますの。
興味があったら是非一緒に行きましょう!

webもチェックよ♪ 女性起業コンペ "ama-con 2007"


(いのっちとみきてぃ発見 笑)

以下詳細です!あおくんより許可を得てメールより転載いたします。

    ☆★ 「あとひと押しがあれば…!!」★☆
    ☆★ そんな貴女を、島が応援します。★☆


    6月24〜27日、東京・大阪・島根で説明会!!
         

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
┃日本海に浮かぶ隠岐諸島の一つ、海士町が女性起業家を大募集!┃
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

・「海に囲まれる島で暮らしたい」「島の資源を使って起業したい」
 そんな女性を全国から募集!

・応募者には、隠岐諸島の一つ、海士町の視察ツアーにご招待!

・審査で選ばれた女性5名には、起業の資本金を投資!

・資本金の金額は、全国のサイト利用者による「ひと押し」の量によ
 って決定!

・さらに、選ばれた5名を島最大の祭「キンニャモニャ祭」にもご招
 待、島ん人(しまんちゅ)皆に紹介します!


【スケジュール】

6月24日〜27日:説明会(東京・大阪・島根)
7月1日 :エントリー開始。
7月14日:海士町視察ツアー(16日まで)
7月22日:エントリー締切
7月25日:一次選考結果発表(10名選定)
8月5日 :最終選考(プレゼンテーション)
8月10日:最終選考結果発表(5名選定)
     ブログ開設・ひと押し(クリック支援)開始
8月25日:選出者5名をキンニャモニャ祭に招待

2008年1月〜:起業


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
┃    "ama-con 2007"説明会     ┃
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

◆ 日程 

【東京】
□6月24日(日)16:00-18:00
□NHK青山荘
 地下鉄「表参道」駅、B3出口より徒歩1分。

【大阪】
□6月26日(火)14:30-16:30
□扇町インキュベーションプラザ
 地下鉄堺筋線「扇町」駅5番出口より西へ徒歩約3分
 http://www.mebic.com/access/

【島根】
□6月27日(水)10:00-12:00
□テクノアークしまね
 松江駅から定期バス
 http://www.pref.shimane.lg.jp/sangyo/chiiki/techno_arc.html


◆ プログラム内容 

・海士町のご紹介
・ama-con概要紹介
・質疑応答、その他


◆ スタッフ 

青山富寿生氏(海士町交流促進課長)

9年前の大改革『キンニャモニャの変』以降の改革を推進。ブランド
商品『さざえカレー』開発、島の交流複合施設『キンニャモニャセン
ター』設立、地域通貨『ハーン』の開発など、大改革の最前線で常に
指揮を執り続けている。現在は観光協会局長。


◆ 参加申し込み

以下のアドレスに、氏名・電話番号・アドレスを記載し、
希望する説明会に○をつけたうえで、メールにてお申込みください。

宛先:ama-con@oki-ama.org


↓以下コピー↓
-----------------------------
氏  名:
電  話:
アドレス:

説明会
東  京:
大  阪:
島  根:
-----------------------------


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
┃    海士(あま)町とは?     ┃
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

 島根県の北60キロ、日本海に浮かぶ隠岐諸島の中の一つの島(町)
 後鳥羽上皇が流された流刑地としても有名で、神楽や俳句などの歴
 史文化や伝統が残る一方、島すべてが国立公園に指定されるほどの
 自然豊かな島。

 現在人口は約2,500人。年間に生まれる子ども約10人。人口の4割が
 65歳以上という超少子高齢化の過疎の町。

 人口の流出と財政破綻の危機の中、独自の行政改革と産業創出、人
 づくりによって今や日本で最も注目される島になる。

 町長は給与50%カット、課長級は30%カット(公務員の給与水準と
 しては全国最低)。その資金を元手に最新の冷凍技術を導入しての
 海産物のブランド化により全国の食卓を始め、中国など世界進出を
 進める「ふるさと海士」

 農業特区を取って、新たに肉牛の業界に参入し松坂牛に匹敵するレ
 ベルと評価され、幻の肉として知られるようになった「隠岐牛」

 05年には96人のIターンを受け入れ、国勢調査では「人口増」とな
 り、まちおこしのモデルとして全国の自治体や国、研究機関などか
 ら注目を集めている。


※今週、海士町の本が出版されました。
「離島発 生き残るための10の戦略」 (新書)山内 道雄 (著)
http//www.oki-ama.net/
 ↑海士町HP右下から購入できます!

 =================

 主催: "ama-con 2007"実行委員会
 (海士町観光協会、海士町交流促進課)

 問い合わせ:ama-con@oki-ama.org


子どもが出来たらはやいうちに読ませてやりたい本

今日は、いしいしんじの『麦ふみクーツェ』を読み終わった。

いしいしんじとの出会いは、たしか1年半くらい前に新宿のvillage vanguardで『ぶらんこ乗り』の文庫本をジャケ買いした時。
ん?もっと最近だったかも。忘れた。
童話のような口調でかたられるいしいしんじの物語は、奇想天外と現実のギリギリボーダーラインをちょっとむこうサイドに超えてしまったところあたりを描いている。
いそうでいなさそうな登場人物。
ありそうでなさそうな舞台。
でも、それがただのファンタジックなお話になってしまうことはなく、逆に物語をとても普遍的にしている。
前にもちょっと書いたけど郁子のかじき釣りの歌詞を書いたのも彼だ。
私は文学ってぜんぜんまったく詳しくなくって、そんなに沢山の作家さんを知らないのだけど、根がぜいたくなので、文章がとってもうまくて自分の好みにぴったり合ってないと嫌で、人気のある作家さんでも書き方が気に食わないと全然読めない。
そんな私の中で最も気持ちよい文章を書く人ランキングTOP3(順不同)が
梨木香歩、宮部みゆき、いしいしんじ さん。
綺麗で透明感のある言い回しが大好きだ。
いしいしんじは、その中でも特に、あとちょっとやりすぎるとこねくりまわして鼻につくような感じになってしまいそうなのに、その手前のちょうどよいところで私の心をくすぐる。
大好き。
今回の麦ふみクーツェは、けっこう読むのに時間がかかった。
奇想天外なようでいてわりと淡々とした話しが続く。
次がどうなるのか?!と興奮してページをめくるような類いの話しじゃないのだけど、最後にきっとあ〜読んでてよかった!と思うに違いない、と信じて読んでいた。
そして、今日、やっぱりあ〜読んでよかった!と思った!

名言が沢山出てきたけれど、特に心に残ったのは
音楽会のアンコールで、照明が落ちた闇の中で、楽団のメンバーと、がらくたを持ち寄った観客がいっせいに音を鳴らして合奏する場面の後の

「音楽のよろこびの大きな部分を合奏のたのしみが占めている。なにかにつながっていること、それをたしかめたい、信じたいがために、音楽家はこれまで、そしてこれからも、楽器を鳴らしつづけるのかもしれない。」

というところ。
この世には無数の音がある。
当たり前だけど、朝から晩まで自然の中でも街の中でも至るところで音が鳴っている。
座禅を組んでいて、このことに改めて気づいたのだ。
禅の真髄はつかめなかったけど、じぃっと座っていると、いつもは気づかないような音が鳴っていることが分かって、その中に身を任せて自分がここにあるってこと自体に感謝しよう、と思えた。
ましてや自分でも音を鳴らしてそういう営みに参加できるなんて。
合奏が上手くいったときの喜びはたしかに格別!

でも

「たったひとつの『ひどい音』、一瞬の音とそのこだまが、あらゆる吹奏楽の音色、それまで過ごした生活すべての彩りを、真っ黒に塗り替えてしまうってことが、この世ではまちがいなく起こり得るのだ。」

というのもまた真実で・・・
『ひどい音』をもう聞いてしまった身近な人の気持ちを思うと泣けて来た。
でも、また生きていればそれを新しい色に塗り替えることも出来るはずだ、という希望もちゃんと示されている。

そして

「へんてこはさ、技をさ、みがかないわけにはいかないんだよ」
「それがつまり、へんてこさに誇りをもっていられる、たったひとつの方法だから」

そうだね。へんてこな人間は、誇りをもつために、自分がへんてこであることにもきっと意味があるんだと証明したくて、技を磨いて行くんだな。
いつぞやのイベントで中村隊長さんが「自分の正しさを証明したくてここまで頑張ってやって来た」て言っていたことを思い出した。
その時私も何だかすごくわかるわかるわかる!と思ったんだ。
それをわかりやすくいうと、きっとつまりこういう事なんだなぁ。
そうか・・・がんばって技みがこ・・・うん。

本当によい話しで、胸いっぱいで電車を降りた。

さぁ、今日の目的は、高校時代からの親友の結婚式の余興でピアノ・バイオリン・フルートの合奏をすることになったのでその楽譜探し!
なんてタイムリー!ちょうど合奏したくなったところで、合奏の予定が入るとは!

結局、「こんなのあったらいいなぁ」と思ってたのにぴったりのスコアが見つかって、今、心から練習を楽しみにしております。

バンドじゃなくて、ピアノで合奏!
なかなか無いパターンだよ〜うれし〜頑張って練習しよ〜

さらに、帰って来てメール見たら、とある友達よりとあるお誘いがあり、今もっとも言われたい言葉ランキングの第2位にあたる言葉が書いてあった!
写真を撮る人としての私を喉から手が出るほど欲しい、と言ってくれた。
お世辞もあるだろうけど、素直に嬉しい。

今日の反省は、あれほど目を配っていたのにもかかわらず、結局夕飯のおかずを焦がしてしまったこと。
そして部屋の模様替えが途中で止まったままになっていること…
明日は片付けるぞ。うし。


見た?

今日、東京近辺の空は、異常に綺麗だったよ!

特に、夕方18時ちょっと前頃、職場のグラウンド横や、近くの歩道橋の上から見た空は最高で、目を奪われて思わず何度も足をとめてしまいました。

西の方を向いて立つと、遠くの方にプラチナ色の夕焼けが
手前には、ぬけるような青空をバックに、色も形もさまざまな雲が360℃にひろがっていた。
白い墨をひいたような、太くてやわらかい飛行機雲みたいのが、虹みたいに低い位置を横切っていたり、一面が雲図鑑になったように、ありとあらゆる形の雲がいっせいに空を占拠していたよ。
まるでこの世がどんなに有機的であるかを空全体が主張しているようでした。

たぶん、今まで生きて来て見た中で一番不思議できれいな空。
ちょっと不吉な予感がするほどに。
今日が空の見納めで、明日からは一日も晴れないんじゃないか、と疑いたくなるほどに綺麗でしたよ。

きっと、東京の近くにいても、うちのように埼玉の田舎(?)の、ばーーーっと空がひらけたところからじゃないとこの綺麗さは分からなかったかもしれない。
現に、職場から歩いて駅の近くに行っただけで、随分空がゴミゴミして全然違うように見えたもんでした。

資格とれ次第やめるつもりの、大して思い入れの無い職場ではあるけれど、ただでさえ大学のキャンパスのような広い敷地に加え、南側には使われていない米軍基地の草原が広がっていて、このあたりじゃあんまり見られないだだっ広い空の風景を楽しめるところは、とっても気に入っています。

幸せな帰道でした〜〜〜

帰って来たらラピュタがやっていました。
エンディング、あの曲のイントロが始まっただけでキュン★
あ〜今全国で数百万の(?)同年代がキュン★としているんだろうなぁ、と勝手に一体感を感じて胸がいっぱいになりました 笑
いや〜ジブリは日本の誇りだわ〜


遅ればせながら

昨日、確定申告済ませてきました 笑
こんな時期になっても笑顔で対応してくれた
税務署のおじさんに感謝★
わずかながら戻ってくることが分かり狂喜乱舞です。

うっかり忘れていた健康診断が秋にもうけられることがわかり
テストの出願が、ネット上で簡単に出来ることもわかり

めんどうくさがりの私にとっては、とてもすっきりした幸せな一日となりました。

さて、最近の創作ヒットメニュー

◎キャベツたっぷり豚しゃぶ

1. キュウリをたんざく切りにして塩でもんどきます
2. 豚肉の薄切りをさっとゆでます
3. 豚肉をゆでたのこり汁で、ざっくり切ったキャベツとピーマンを茹でます。大量に。
4. ポン酢・お醤油・刻みニンニク・ごま油(・刻み葱)を混ぜてタレを作ります
5. お皿にしぼったキュウリ、豚肉、茹でキャベツ+ピーマンを盛り合わせて4をお好みで。

冷え冷えじゃなくて、むしろぬるいくらいでとてもおいしい!
ありがちなメニューだけど、
今回のポイントは「豚肉の茹で汁で大量にキャベツとピーマンを茹でる」ところ!
これがむちゃくちゃおいしいのです。
あくまで、ゴマだれじゃなくてニンニク醤油ダレで。

◎山芋ピザ

1. とろろをすりおろします
2. グラタン皿にとろろを適当に流しいれ、表面に、薄切りにしたブラウンマッシュルーム→トマトピューレ→ルッコラの順で具をちらします
3. 適当に塩こしょうをふって
4. オーブンで10分くらい焼きます
5. 大体火が通ったらチーズをちらして、焼き色がつくまでさらに5分くらい焼きます

超簡単だけど、あつあつの山芋がとろっとして、キノコやトマトの味わいとマッチしてなかなかさっぱりいただけます!気に入った!


モグラの正体

やっとPPTに一段落つきそうで、やりたいことを色々始められます。
勉強、そろそろ本気でとりかかる時期がやってまいりました。
テストが近づいております。

若い頃から両親の世話ばっかりしていて、
英語が好きで留学したい
人の世話をするのが好きだから看護士か保育士になりたい
バイオリンが大好きだから音大に行ってみたい
などの夢をすべて
「あんたあたしの面倒見るんだからそんな暇ないでしょ」by実の母(うちからみた祖母)
のセリフに打ち砕かれてきたうり(母上)が、
さっき突然嬉々として、子どもが親に報告するような風情で
「私って最近幸せものなんだよ。
だって、なおちゃん(一番下の妹・声楽科の学生)とは歌とか音楽の話ができて楽しいし、かあたん(真ん中の妹・看護学部)とは看護とか人の面倒見る話ができて楽しいし、かよとは島の話や外国の話ができて楽しいし、子ども達がわたしのやりたかったことみんな叶えてくれてるんだよ」
と言って来た。

そうやってそれぞれがやりたいこと出来ているのは、
なんといっても色んな意味での両親のサポートあってのことなのにそれをそんな風に喜んでくれるなんて。

一緒に暮らしてきた26年近くの間に、うりには
ボコボコに殴られ包丁つきつけられ家を追い出され
オマエは人間か、ロボットか?冷血人間!等々色々言われ
あんたはもう家族じゃないとしばらくお客様扱いされ
何ヶ月も口も聞かず
他にももろもろ…
色々なことがあったけれど 笑
今、好きなように生きている娘達を見てそんな風に幸せに思ってくれるなんて、ありがたすぎて言葉がない。
包丁つきつけるほど本気で自分と向き合ってくれる親ってきっと現代では珍しい。
大事と信じていることはどれだけ嫌がられても伝えようとする本物の情熱。
「かわいがる」=「愛情」じゃない、本当に愛情を注ぐってことは、尋常じゃない覚悟がいる、てことを教えてくれた。
この人を見ていると、何をどう頑張ってもかなわない気がするしもらったものが大きすぎて返し方がわからん。
でも、何とかして返して行きたいな。。。がんばろう。。。

感動する私をよそに、うりはほうきを足の間にはさみ
「空飛ぶモグラ!」
と言いながら物置までぴょんぴょん跳びはねていきました…
ここ数年で、和田家もずいぶん平和になりました 笑


たった3杯で二日酔いとは!

昨日はひっさびさに大学時代の友達、元エロ・ドラマーのkuma氏とお酒を飲みに行きました。

在学中長い事一緒にバンドをやっていて、特別仲が良かったような、でも同時に、よく喧嘩して、というかこっちがキレさせられてしばらく口もきかない、みたいなことも何度かあった、当時の現役エロkumaと私 笑、将来こんな風にゆっくりお酒を飲みに行けるようになるとは、当時は正直思ってませんでした 笑。
でも、久々に喋ってみたら、私の生き方を随分よく分かってくれていて、色んな考えを共有できて、すごく嬉しかった。
昔っから、ライブ後他の人みんなが誉めてくれた時も彼だけは誉めてくれなかったり、他人に求めるものも厳しいんだけど、自分に対しても厳しくてちゃんと目標に向かって進んで行く人で、「うぅ、むかつくけど確かにあんたはちゃんとやっている…」と思わされたことも何度かありました。
今、着々と、ずっと目指していたドラムの道でそれなりに居場所を見つけつつある、という感じみたいだけど、昨日話していて「ここまでは頑張れば誰でも来れるんだ。本番はこれからだ」と言い聞かせているところが、やっぱすごいなぁと思いましたわ。
誰でも来れるわけないと思うんだけど!
そこまで自分で頑張って来た、自負があるから、逆にそういうことが言えるんだろね。
私の場合は、恥ずかしながら誉められると単純に舞い上がっちゃうところがあるので、自分がやってきたことに対する地に足ついた自信以外の部分に頼って、背伸びしようとしたりいい気になったりしないように、ほんと気をつけよう、と思いました。
音楽にせよ写真にせよ、ちゃんと人生の(仕事のではなく)「ツール」として使いこなせる域まで、達したい・・・!
すごい難しいけど、あと30年くらい頑張れば、たぶん何か見えて来るでしょう。
みなさん、お互いがんばってまいりましょう。
力みすぎず諦めすぎずあくまでまっすぐ。

そして、家に帰って来ると、うりぼう(母上)が掛け布団の上で、半分畳にずり落ちながらくーくーうたた寝してました。
たかが焼酎3杯しか飲まなかったのに、久しぶりだったので何となく気持ち悪くなっていた私は、ふがいない自分・・・と思いながら、しばらくその横に寝転んでうたた寝してしまったんですが、寝ながら、嬉しいなぁ、と思っていました。
うり、去年の秋以来、もろもろの事情により、あんまり眠れなくなってたんです。
去年の春に肺ガンやって、その事後経過はすこぶる良かったんだけど、色んなことで緊張がとけなくなっちゃって、眠れない日々が続いていたもんだから、その疲れからまたガンが再発するかもしれんし、怖くって、何とかその緊張をといてやりたいと思いつつも、その一因も実は私自身が担っていたりして、あぁ、難しい、どうしたらいいんだろう、とずっと困っていたのです。
でも、ついに最近いい具合に緊張がとけてきたみたいで、明け方トイレに起きたまま便器にこしかけて眠っていたり、パソコンの前でこっくりこっくりしていたり、以前見られた間の抜けた光景がまた戻って来ました。
あ〜よかった!とてもほっとしました。
ばあちゃんも何だか調子がよくって、ちょっと前だったら考えられないような動き(足で雑巾つかもうとする、とか 笑)が出来るようになったし 笑
いつも病人ぶるのが好きな人なのに、さすがに最近は自分でも自分の成長が嬉しいみたいで素直に喜んでくれる。
よかったよかった。色んな意味で。

・・・うりが今、うちの部屋をのぞいて「ばけべそ!」と捨て台詞をはいて出て行ったと思ったら、トイレットペーパーの芯をトランペットにみたてて「ぷっぷくぷっぷっぷっぷっぷのぷー♪」とファンファーレを鳴らしながら戻ってきました。
意味が分からないんだが 笑
もうすぐ還暦をむかえるというのに 笑
まぁ、頭がちょっとおかしいくらいで標準なので、とりあえず安心です。

明日もみんな元気でありますように。


ぼやきっす

あーもう。
常識が大事なのは分かるけど、
自分が「常識的」であるからといってそうでない人をせせら笑うのって、これって「常識的」なん?
いわゆる「一般企業社会」からはズレてても、その人も頑張って生きてるんじゃないの?
「一般企業社会」の常識が世界の常識なわけじゃないじゃーん。
ずれてる人の言動が気になって、愚痴ったり、文句言ってもいいけど、
「かわいそうな人よね〜笑われてるとも知らずにねぇ」
ってセリフは、ちょっと品格無さ過ぎないか?
自分が言われてるわけじゃないのに聞いてるだけで何か疲れる。
うーん。
それでも当人が目の前に現れたら一瞬にして満面の笑顔で微笑みかけられる、あの変わり身は・・・世渡り上手?オトナの女?
「とても優しくていい人」だけに釈然としない
あぁなんか胸くそわりぃ。



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