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ほぇ〜

死にたくない人はお読みください


環境のために環境破壊


↑hisako氏の日記よりパクり(許可済)

あう〜目くらまし情報にやられないよう、注意するだけで大変な世の中ですが皆さん如何お過ごしですか?
日本にいると、情報量が多すぎます。
いや、これマジで。
真面目なものから下らないものまで、その中で自分に必要なもの、信じられる(と思われる)ものを日々選択・選択・選択…
それだけで十分ストレス。
そのストレスに耐えてるんだから、おいらたちみんな、偉い。
そのストレスにさらされてるから、訳が分からなくなって目の前にある日々の生活のことしか考えられなくなるのも、納得。
ヨーロッパの人達に、社会のことに関心があって、語るべき意見を持っている人が多いのは、日本人に比べて「社会意識が高い」とか「頭が良い」からではなく、「情報の選択肢が少ない」=「選択のストレスが少ない」=「何かを選択して、自分なりに考えを深めるだけの時間的精神的余裕がある」からじゃないかしらん。
ととても思う。
例えばテレビ番組の量を半分に減らすか、かわりに情報選択技術について子供の頃からしこたま教え込むか、どっちかしてくれたらもうちょっと生きやすくなるのになぁ〜


ゆーさんから依頼されパワポのプレゼンを制作中。
環境・貧困・紛争・貨幣経済…
今の世界に起きている、あ!と驚く現実を、そしてそれを引き起こしている元凶を、かっこよくショッキングでテンポ良く分かり易いビジュアルイメージ中心の資料にまとめあげろと…
て、むちゃくちゃ難しい!
人のプレゼン用の資料作るってこと自体ものすごく難しい!
面白そうだから引き受けたけど思った以上に難しい…
GWは間違いなくこの作業一色で終わることでしょう。
GWを潰してもなお時間が足りそうにありません。
でも引き受けたからには何とか満足いくものを作りますよ!
すっごく勉強になるし、面白いことには変わりないし!
いいものが出来たあかつきには隠岐牛おごりというゆーさんの言葉を信じて…


はしやすめ

まいむの日記の絵しりとりが面白かったもので便乗!

先日の熱海旅行の際、なぁな(一番下の妹)→私の順番で続いた絵しりとりの全貌です。和田家の旅行では、まったり絵しりとりがなぜか恒例行事なもので。
例年よりは短め。


暇で暇でしょうがない時に、追ってみましょう。
画像が小さいからかなり分かりづらい部分もありますが・・・
ところどころ異常にマニアックになるけど、全部分かる人いるかな★

もし分かったら、すごい。即うちの子になって。

回答は下の方にあります。

さ、「あたみ」からスタート!







あたみ→光浦→ラリー→伊藤博文→MISIA→八代亜紀→きたろう→厩戸皇子→地味→水戸納豆

ウド鈴木→霧(ものすごく苦しい…)→リメンバーパールハーバー→天つ風雲の通い路吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ(でもこれ確か蝉丸か誰か、坊さんの歌なので、貴族の絵は間違い)→むせる→流浪の民

美輪明宏→ロマンチックあげるよ♪→横山ゆう(たしか関ジャニの人)→丑の刻参り→リンゴスター(いや、ほんとごめんなさい!!)

アシタカ→河上の娘(かわかみのいらつこ:日いづる処の天子、という漫画に出て来るキャラ)→近藤勇→水戸洋平→今川義元(ドラマ風林火山の、谷原章介バージョンをイメージしたらしい)


81才の憂鬱

今日も、職場の保育所の前をとおりかかったら窓辺に2才くらいの子供が2人はりついて外を見てた。

くぅ〜、か、かわいい……………★ 思わず へろ〜

あそこの子供達なんか全員やたら可愛く見えるんだよねぇ。
毎朝ほんと癒されます。

帰って来てばあちゃん(なぜかあだ名は「虎子」)とともに夕飯。

虎子「最近全然鏡見る気がしないんだよ…」
かよ「え、何で??」
虎子「何だか最近、突然しわくちゃになっちゃって、見るにたえないんだよ。」
かよ「いやー、別に全然そんなことないよ、むしろ最近前より動いてるから若返ったくらいだよ?」
虎子「こんなにしわくちゃだったなんてねぇ…」
かよ「いやだからね…」
由里(母)「あ!わかった!白内障の手術して目が良くなったから皺に気づいたんじゃないの?!」
虎子「えぇ、ってことは、あたしずっとこんなだったの?!やだよぅ、自分ではもっときれいなつもりでいたのに…!」
かよ「(爆笑←失礼)ぎゃははは、いやいやいや(笑)いいんだよ、年相応なんだから!ぷぷぷ」
虎子「やだねぇまったく、バカにして…フン」
かよ「いや、誉めてるんだって!」
虎子「…(無言)…」

ごめん、ばあちゃん、でもなんか妙にかわいくて面白かったんだもーん。

それにしても…お年寄りにとって、目が悪くなるってのは、それなりに理にかなったことだったのかもしれないねぇ。
よかれと思ってやったことが裏目に出る場合もある。
自然の流れにはそれなりの意味があるんだ、ってことを改めて思いましたわ。


会議デー

なんか濃い一日だった。

高校の先生宅訪問。8年ぶりの再会。
世界史の先生だったから歴史の話とかききたいとはおもってたけど、話し始めたらけっこういきなり先生の方から、「今の世の中どうなってって欲しいの?若者の意見を聞きたいんだよ!」とアツいふりが。
そしてそこに喜んで食いつくうちら。
世代を超えて色んな意見を出し合う。でもベースに感じていることはかなり似ているようだ。なんか、とても、嬉しかった。
今私が一番話したいことを一番話したいと思ってる人がまた今日というタイミングで集まって話せて、不思議な縁を感じた。
「こうしてみんなで嘆いて『どうにかしたいよね〜』てコメントしあってるんじゃなくて、実際に何か出来る事をしないと。そしてシステムの腐った部分を暴いて叩いて行く努力が必要だと思うんだよ。僕は人が良すぎるからどうしてもうまくできないんだけど、これからはあえて『悪の歴史』に焦点をあてて、人間世界のどろどろした部分を子供達に教えていかなきゃいけないと思ってるんだよ」
そんなことを思っている先生だったとは!
『悪の歴史』ものすごく読みたいので絶対書いて下さい!!とお願いし、次のミーティングのため恵比寿へ移動。

島根のあるプロジェクトに関するミーティング。
先週の島根訪問の際、ほぼ初対面で、お互いの自己紹介もそこそこに、いきなり企画からミーティングに参加し、いつのまにかスターティングメンバーの一人になっていて、とっても面白いからいいんだけどどこまで認識共有出来てるかの確認もすごい曖昧なのに(笑)「わだかよ企画の段階からいたから、何とかメールだけでは伝わりにくい現地の様子を東京のみんなに伝えて、うまいことつないでくれ。よろしく」と一任されてしまった。
現地滞在期間せいぜい5日のまだ細かいこと全然分からない私に、それ任せていいの??(笑)と思いつつも、多くを話さなくても「こいつには言わんとする事が通じている」という手応えがあったってことかな、と前向きに解釈。
東京メンツに、私が思ったままに、現状や企画の趣旨を説明していくと、結局すごくいい形でコンセンサスがとれた。
一人一人やっていることは違うのに、思った以上に作りたいと思っているもの、ぐっとくるポイントなんかが近いことが判明して、とっても良い雰囲気に!
良かった〜、とりあえず任務完了しました。
今後の展開がとても楽しみ。

そして携帯を見ると、某写真家の先生より、「ブラジル人有名写真家が東京を撮影しに来る時に撮影に同行できる英語通訳募集」とのメールが!
来年のブラジル移民100周年イベントとして、なんと、あの、アレ・ブレで超有名な日本人写真家とコラボレートし、お互いの国の写真を撮って、最終的に近代美術館で展示する予定なんだそうな。
も の す ご く お も し ろ そ う
応募が沢山あったらあたしに仕事回って来るか分からないけど、
通訳ガイドっぽい仕事な上、そんなすごい人の撮影に同行でき、かつ、実はブラジル移民もけっこう気になるキーワードだったりするので、仕事休んででもwそっちに行きたいくらい、やりたい!あー採用されるといいなー。

しかしなんか今日はやたら熱い企画の話題盛りだくさんだなー

と満足して帰って来ると、家では深刻な家族会議が…。
頭がまだまとまってないけど、とにかく、何の為に生きているのかということを、家族との関わりの中で日々確認させられる。絶対妥協せずに向き合いたいところなので、とりあえず寝て、明日ゆっくり考えます。

ちなみに昨日、おとうの誕生日。生きてたら58才。
死が自分の人生の原点と密接に繋がっていることは絶対に確かなので、彼の存在・不在の意味の大きさを、20年経った今でも、事あるごとに感じるわけです。
生きていたら私の人生は今とは全然違っていただろうから、何が幸せかよく分からないけど、でも、とにかく、人が若くして死ぬってことは、ものすごい影響力を周りに与えつづけるものなんだ、ってことは、心しておかねば、と強く思います。

というわけで、おやすみぃ。ねむー


Think globally, act locally

ただいま。

って誰にも行ってきますって言ってなかったから何の事やら、と思うでしょうが、1週間くらい島根県は隠岐のアツい島に行ってました!
今朝夜行バスで戻りそのまま働いて予備校行ってようやく帰って来たところです!

ん〜〜〜〜書きたいことが色々あって、どうしようって感じなのですが、とにかく、一言でいうと、すごい出会いだった。人も、町も!

私のずっと考えていたことを当然のように共有出来、アツき志のもとものすごい身のこなしで行動に移していく若い力にはマジ脱帽しました。みんなめっちゃカッコ良い!!

長くなるので一言でいうと、世界のありとあらゆる問題と、自分の生活、自分の幸せがつながっている、っていうこと。
環境問題も、貧困、南北問題、紛争、グローバリゼーション、日本文化、農業、漁業、都会、農村、自然、人工物、家族、教育、子供、命、死、生、
どれも違ったテーマ・問題のようでいて全部つながってる、だから、自分から動かずにはいられない、という強い思いを、とっても前向きに具体的な形にしていく人達が、沢山!すごーい!
若干人見知りして感情表現いつもより少なめでしたが、内心めちゃくちゃ嬉しかった★
刺激受けまくりました!

そして、私が抱いている夢、(農業やりつつ)「本物の日本の文化を外国人に伝えたい。共有したい。」というのとほぼ同じ夢を抱いている子と出会えたのさ!!これは、んもう本当に嬉しかった!
日本の文化や歴史はほんとに奥が深くって、たぶん世界の中でもまれに見るユニークなものを持っていて、正直、今の世界が変わる可能性があるとしたら、日本はかなり重大なキーになり得ると思ってる。発信すべきことが沢山ある。歴史好きの英語好きでなんとなく通訳ガイドになりたいわけじゃなくて、日本のことを自分がまずよく知り、その良さを最大限に活かす方法を研究して、そういうものを外国人や、同じ日本人と共有するために、通訳ガイドってやつになろうと思ってた。
写真は、そういう思いを伝えるためのツールとして、これからもずっと付き合っていく。
絶対受かりたいので、今年から予備校に行きはじめた。
日本的事象について英語で語りつつ理解を深めていく会話中心のコース。
しかし先生が投げかけて来る質問は、「銀座でおすすめの焼肉屋は?」とか、つまらないのばっかり。テストだからしょうがないんだろけど…だから、あたしはこんなテストさっさと受かってもっともっと意味のある旅を作れるガイドになるしかない!と思ってた。
けど具体的にどうすればよいのかよく分からなかった。
やってるうちに自然と分かって来るだろう、と思ってたからあんまり心配はしてなかったけどね。

ところが今回島を訪れてみて、意外にも早く「こんな場所に連れてきたい!こんなことを説明したい!」ていう具体的なビジョンが生まれて来た。
そして、そういう私の思いをほぼ完全に共有出来る仲間に出会った!
同じような思いを抱いているスリランカ人までも島にはいるらしい!
時間がなくてそこについてアツく語る暇がないまま帰る日になっちゃったけど、その話をしてむちゃくちゃテンション上がった。
一人じゃ何も出来なくても人がつながると物事が動いていくってこういうことかな、ってやっと分かった気がする。

テスト勉強のモチベーションもめちゃくちゃ上がりました。
今年絶対受かってやる!
あと1年で今の職場はさっさと辞めて、現場に出るぞ〜!

そして、写真でも料理でもPPTでもイラレでも翻訳でも通訳でも何でも出来ることは喜んでやるんで、あの島と、あの島の住民の皆様と、あそこに集まるアツい皆様と、末永くつながっていたい、と思いました!えへ〜

つなげてくれた健太、まじありがと!!!
大阪に見送る日の朝、新宿南口の漫喫に無理矢理ついてきてもらった上に寝オチして(しかも料金払ってもらって)以来会ってないのに、そんな私にこんなによくしてくれて…泣ける…
(ケンケンは島のみんなの人気者だったよ!あのしゃべりに大人も子供も虜になったんだねぇ。)

p.s. 米子のバスはかなり胸キュン度高かった。
1・高速バス内のアナウンス
「このバスの座席はリクライニングシートになっておりますので、後ろのお客様にご配慮いただき座席横のレバーをお引きになると、楽な姿勢でご乗車いただけます。」
なんて丁寧な説明!いまどきリクライニングを知らない人達が乗って来る可能性があるってこと自体に萌え!
2・港まで循環している連絡バスの料金箱のところに、「ひつだん帳」と書かれたノートとペンが用意されている!
何これ、青春真っただ中の若いカップルor女子高生or都立大rock研00代女子向け?!
たぶん、耳が聞こえない人とか、外国人向けよね。中国人とか?
ん〜〜なんてなんて優しい気遣いなの〜〜〜★★


海産物を愛するそこの君へ

築地市場ってなくなっちゃうのかなぁ。

ああいうのは、ただ、海産物を売る場所さえありゃいいってもんじゃないのにね。
文化を守るということを全然分かってないわい、あの男。
拡大指向の文明は必ず滅びるのに。
どんどん新しいものを作って開発開発、そのためには古いものも取り壊す、なんてこと続けてたらキリがないなんてこと、1秒も考えなくても分かる気がするのに。
なんて、残念なんでしょう。せめて築地市場くらいは守りたい。

もしも移動してしまうなら、その前にヤスさんが入れ知恵してくれた、
「勝手に海鮮丼ツアー」を必ず1度は敢行したい。
タッパーに好きなだけご飯を入れていき、早朝の築地市場で好きなだけ好みのお刺身を仕入れ、その場でご飯に乗っけてオリジナル海鮮丼にしてしまう、という画期的な朝ご飯グルメ祭!
まじで、やりたいんだよ!さすがに一人でやる勇気は無いんだけどさぁ…

そいでね、去年うちの母上が入院してた国立がんセンターが真向かいにあるんだけど、そこのレストランの、「冷やし彩りそば」ってのがまた美味しいんだよねぇ。
冷たいおそば(orうどん)の上に、えび天が4つ、小ちゃいたこが4つ、蟹の身が4本、なんか名前が分からないけどおいしい菜っ葉、温泉玉子、が乗ってて、何とも言えず絶妙な味わいなんだよ…
お台場とかぶわーっと見渡せて眺めもいいしさ。
そこでおやつを食べて帰って来るっていうのも、なかなかときめく流れだよ。

これを読んでドキドキワクワクがとまらなくなった人は是非一緒に行きましょう。


研究室のチームリーダーの人に第二子が生まれた。
女の子。名前は愛子ちゃん。

よかったですね、というと、妻、そして両親の反対を押し切って強引に付けた名前だとのたまう。
「『愛』はいいんだけど、『子』を付けるのが嫌だってうるさくてねぇ、今全然流行じゃないから。」

っておい!!子供の名前を流行で選ぶなー!

「子」なんて付いてたってどうせあだ名になったら省かれるんだから。
あたしのことかよこってちゃんと呼ぶ人は、思い返してみたら日本人ではNaoy@、若山さんの2人だけのような気がする。あとあやもんがかよこちゃん、じょーじがかよこさん、て言ってくれるか。あとはみんな子が付いてる事知らないんじゃないかと思うくらい省く。や、本当に知らないんだろな。

付いてたって、どうせそうなるんだから、せっかくの名付けのチャンスにあえて省く必要も無いじゃないか!(だったらはなっから要らないとか言わない!)

いかにも、自分の「子」って感じがしてかわいいじゃない。
古風でいいじゃない!流行じゃないのは認めざるをえないけどw

いつもワンマンでちょっとこのやろー、と思ったりもする人でしたが、嬉しそうに愛子ちゃんの名前への思いを語ってる姿はいとかわいらしくこちらも顔がほころびました。

そうそう、この前、職場の池の横に桜並木があって夢のように綺麗、と書いたけどね、その桜並木のちょい手前に、黄色いかわいい建物があって、何とそれが保育所なのさ!
所内で暮らしてる人達の子供達がそこに通っているみたいで、私が通るときは大体みんな窓の方を向いて並べられて、先生が絵本を読むのを一生懸命聞いている姿が見えるのです。
想像してみてよ。
やわらかな緑と桜並木。桜がひらひら舞う中にたたずむ黄色いかわいい建物には窓がついていて、中には、おはなしに夢中になるぷにぷにの子供達。
やーばいよ、癒されるなんてもんじゃあないよ。
むしろ興奮。
山手線で五反田に毎日通っていた頃と比べて、こんな所を毎朝歩けるだけでも幸せもんじゃなぁと思うわけです。
巡り合わせに、感謝感謝。


かもめ発老後の夢

映画「かもめ食堂」を見た。

日本が誇る個性派女優3人がフィンランドで織りなす、静かで温かい物語。

何だか無性に見たくなって、駅まで歩きかけた道を逆戻りしてわざわざTSUTAYAに寄って借りて来た。

小林聡美扮するさちえさんがフィンランドの首都ヘルシンキで開いている「かもめ食堂」にはお客が全然来ない。
かもめ食堂のメインメニューはおにぎり。
なぜかというと、「それが日本人のソウルフードだから。」

このセリフが、ぐっと来てしまった。

フィンランドの美しくモダンな街並の中、淡々と、とにかく淡々と、毎日店を掃除し、お米を炊き、おにぎりを握り、鮭を魚網で焼き、コーヒー豆を挽き、シナモンロールを作る日本人の女性達。

色んな出来事が起こる中で、はじめ怪訝そうに見ていたヘルシンキの住民達も、だんだん食堂に惹かれていく。
そこで出される鮭のグリルや生姜焼きや煮物や厚焼き玉子は、本当においしそう。
北欧のシンプルな食器やインテリアがよく似合う。意外にも。

難しいことは何にも言わないんだけど、自分の生まれ育った地を愛する、ということ、日々を大切に生きる、ということ、多様な価値観を大事に出来るほんとの意味での国際人になっていくこと、ていうのはこういうことを言うんだなぁ、と思わしてくれる、素敵な映画でした。

おにぎり、懐かしいね!やっぱり美味しいね!不思議とほっとするね!
外国で、それを共有出来る人と出会った時に、ドキドキするくらい嬉しい。
そういうのが、自分の国(文化)を愛するということじゃないだろか。
そして、何それ?おにぎりっていうの、いいね、おいしいね、私の国にはおにぎりはないけど、こんなにおいしいサンドイッチがあるよ。
そういう風に誇らしげに語る人の気持ちを、共有は出来なくても共感出来ること。
それが、世界の人とつながっていく、ということじゃないだろか。

雅楽奏者の東儀秀樹さん、彼は今、中国の古典楽器奏者の若者達を集めて、ユニット組んで日本中をツアーで回ってるのだけど、彼が言ってたセリフがすごく印象的だったことを思い出した。

「私は日本の音楽をずっとやってきたし、彼らも中国の音楽をとても大事にしている。
だから、私たちはお互いに、自分の文化を誇りに思う気持ちを理解し合える。
文化や価値観の違う人達が本当に繋がれるのはそういう瞬間だと思う。」

どうして、この先ますます多様化していく時代を生き抜くために、ただ外国に行くとか、英語ペラペラになる、とかいうこと以前に、まず日本のことを知るのが大事だと思うのか、どうも言葉でうまく説明出来なかったんだけど、彼のこの言葉が全てを代弁してくれてる、と思った。

おにぎりでも、着物でも、桜でも、和菓子でも、雅楽でも、ミスチルでも、スラムダンクでも、何でもいいけど、日本人だからこそ「ぐっとくる」ものに触れた瞬間の気持ち良さを教えること。
強いて言うなら、それが愛国心を育てる教育、なんじゃないんですか、石原さん、阿部さん。

しらじらしく「地球環境の問題も考えないと」なんて言いつつオリンピック招致なんてばかばかしいこと考えてる間に、かもめ食堂でも見て、発作的にフィンランドに行きたくなっちゃってもう帰って来なければいいのに、あいつw

それにしても、食べ物を作って、それを人に出して、「美味しい!」と言ってもらう時の嬉しさ、てすごいものがあるよね。
うちにみっちとまいむが泊まりに来た時に適当にご飯作って出したら美味しいと言って食べてくれたのさ。
その時妙に嬉しかった。
色んなレシピをゆっくりためといて、そのうち農家の息子さんと結婚して自家製有機野菜でレストランとかいいなー。
外国や日本の写真をいっぱい貼って!
ピアノを置いて、音楽好きの友達はいつでも演奏出来るようにして!
しゃべりたい人はいつでもトークイベントを開けるようにして!
コーヒーの味は分からないので、あくまでカフェではなく、いくらでもゆっくりできるレストラン!
そうか、さちえさんの言うのように、気軽に入れる「食堂」がいいかも。
おしゃれな大衆食堂か。うーん、色んな意味でそそられる…
思わぬところで老後の夢が出来たわ…♪


おもひで

この前、家族で熱海に遊びに行ったら、泊まっていたホテルの隣に、気になる名前の建物が。

「大野屋」

何か見覚えあるんだよねぇ、とつぶやきながら、とりあえず部屋に入る。熱海の街並と海が一望出来る素晴らしい眺めにテンション↑↑

「探検しよう!」旅館に着いたらまず探検、これ常識よね?

いの一番に乗り出した妹が息を切らせて戻って来た。

「てぇ(妹達はわたしをこう呼ぶ)、とにかく来て!見て!」

廊下をダッシュする20代女子3人。

すると、やっぱり!!
廊下の奥の窓の向こう、隣のホテルの壁にでっかく、「大野屋のローマ風呂」と書かれた看板が!!

なんと休憩もあるらしいので、早速3人で入りに行ってみた所、ちょうど男女入れ替えの時間になっちゃって、入れませんでした…残念。。。
でも、ちゃっかり見学だけはしました。
数年前に改築してドームではなくなっていたけれど、確かにそこには熱海のローマが広がっていました…

次こそは絶対入りたい〜〜

職場の人々にはドン引きされたけどw
これを見ているそこの君なら、何の事だか分かるよね?入りたいよね?ね?ね?


びっくらした

帰って来たら、我が家で一番おねえ系の、23歳の妹が、美容院から戻って来たところでさ、くるんくるん回りながら

「ね、あたしの髪、のび太みたいじゃない??★」

てとっても嬉しそうにいうので、絶句しました。
あー、そういう意味・・・ロングヘアーに憧れていたそうです。

のび太といえば、今日帰りの電車で向かいに座ったどう見てもB系の金髪のおねいちゃんが、ものっすごい険しい顔でドラえもんの漫画を読んでいた。
とたんに愛らしく見えますな。

最近色々頭が混乱していて色々思うところがあったのに全然日記を書く気にならなかったのだけど、驚くべき綺麗なタイミング(年度の変わり目!)に何か突然色んな出会いがあったりもろもろのことにより気持ちがすとーんと落ち着きました。
まだ色々考えるべきことは残ってるけど、とりあえずすっきり。はーよかった。
とりあえず本能のままに生きれば間違わないもんだなーと最近つくづく思う。
自分が納得すればそれでよいのだ。

職場の桜が死ぬほど綺麗です。

そめいよしのって、明治に戦勝のお祝いとして、一つの株から全国に次々と植えられたのね。
今や日本を代表する花である桜を代表する品種のように思われているけれど、その歴史は案外浅く、しかも一本の木の寿命が100年くらいと短いもので、実はあんまり「日本固有の伝統的な」花ではないんだそう。
本来あった、何百年も生き続けてしわしわの幹とともに老いても味のある姿を見せてくれる姥桜達が、逆にそめいよしのという単種が日本全国にはびこっているせいで脅かされ気味、と、桜を良く知る職人さんは嘆くのです。
(だったよね?george,合ってるかい?)

なんかまさに今の世界の状況とリンクするような、複雑な思いになったりもするけど、困ったね〜実際、そめいよしのだって超綺麗!!

ちょうど、池の横に柳みたいな木が何本かあって、その緑をバックに桜並木が続いてるのね。
毎朝その下を通って行くんだけどあんまり綺麗で夢のようなのよ。
淡い緑と淡い桜色のコントラストって最高!ん〜なんか和菓子みたいな色合わせ♪

和菓子、嫌いなんですよ、実は。
あんこが甘ったるくて意味が分からない。
でも最近キムチ作りにも飽きたので、今年の目標として、自分がおいしく食べれる和菓子を開発する、というのはどうだろうと思っています。
せっかく見た目があんなにかわいいのに嫌いだなんて勿体ないからね。
もし和菓子フリークの人がいたら色々教えて下さい。



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