自転車を一時間とばして、ひとっぱしり、荻窪のカフェまで行ってきました。
高校時代、すごく好きな子がいて、彼と一緒に帰りたくって、遠いくせに無理矢理チャリ通していた道を、東へ、東へ。
人生って色々更新されていくなぁ、と思いつつ。
でもそんなことよりさ、何か最近やたらペダルが重くって、朝ひばりが丘までたかだか20分自転車漕ぐだけでちょっと気が重くなるくらいで、なんでこんなに脚力落ちたんだろう、って追い抜いてく自転車にコンプレックス感じるくらいだったのが、ちょっと空気入れたらむっちゃくちゃ軽くなって、飛ぶように進む自転車が嬉しくって、気分まで若返ったのさ!
今日はほんとにあったかくって、手袋なんてはめないでも、平気だったし!
大学のサークル友達で、実は高校の部活も一緒だったかたつむりが、私に会わせたい子が、荻窪のカフェで展示会をやるから見に行こうよ、と誘ってくれたのがきっかけ。
壁も床もテーブルも椅子も、ふんだんに木が使われていてとってもあったかい感じのするカフェでした。
古本屋が併設されていて、かわいらしい展示スペースがあったりして、とってもツボ。
そこに、これまたとてもかわいらしい女の子が待っていてくれました(や、別に私を待っていたわけじゃないんだが)。
展示会されていたのは、絵でも写真でも彫刻でもなく、言葉。
詩、とも違う。
心の通う人へのインタビューや、より心地よい暮らしのヒントになるような事柄を、シンプルな言葉でものすごくシンプルに紙に書いたものが無造作に並んでいました。
初めてみる展示方法で、とても面白かった。
「自分は人に見せるようなものを作る技術がないから」というのが、表現しないことの、何の理由にもならないんだなぁというのを改めて感じました。
伝えたい内容があれば、自然と形になってくもんなんですな。
あぁ、あたしも頑張らなきゃ。インプット、アウトプット。
集まったのは同じ高校出身の数人で、学年違うから在学中は面識なかったけど、お笑いのツボがかなり近いことも判明し(一生懸命「片桐さん」について話してるから知り合いの誰かかと思ったらラーメンズだったっていうw)、とってもゆるく楽しくて、行けて良かった、誘ってもらえてよかったわ、と思いました!
カフェってものは、その存在自体がもう、嬉しいよね。
だってさー、一人でも入れて、ただゆっくり、時間をつぶすためだけにあるんだもの。
しかもあんなカフェなら、また一時間自転車とばしても、行ってみようと思った。
今日もやっぱり、蒸しパン、キッシュ、生ハムソーセージの盛り合わせ、あんかけご飯、と、しっかり食べて帰って来ました。
う〜ん、大食いは環境によくないんだけどね、実は…